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脊柱管狭窄症でも立って歌いたい 下狛の整骨院が叶えた希望

85歳のM様は、長年愛してきたコーラスで立って歌えなくなっていました。10分も立っていると腰が痛み、足の感覚がなくなる。そんな症状に悩まされながらも、手術は避けたいと願っていたM様。京都市内の整形外科では手術を勧められるばかりで、他の選択肢は示されませんでした。

バス停まで15分の道のりで10回も休憩しなければならない日々。それでも諦めきれなかったのは、仲間と一緒に立って歌いたいという強い想いでした。

こまだ整骨院での初回カウンセリングは、そんなM様の人生そのものに寄り添うものでした。単なる症状の確認ではなく、M様が本当に望んでいることは何か。それを丁寧に聞き取ることから始まったのです。

この記事では、脊柱管狭窄症と診断されながらも、手術をせずに日常生活の質を取り戻していく過程を、実際のカウンセリング内容とともにお伝えします。同じような悩みを抱える方にとって、新しい選択肢が見えてくるはずです。

80歳まで働き続けた薬剤師の突然の変化

立ち仕事を続けてきた日々

M様は薬剤師として、80歳まで現役で働き続けてこられました。若い頃から立ち仕事が中心でしたが、仕事中に腰痛で困ることはほとんどなかったといいます。

精華台のドラッグストアで働いていたM様。経営者が変わり、会社の方針で85歳という年齢を理由に退職することになりました。それまでは元気に働けていたのです。

仕事をしている間は、腰の調子も比較的安定していました。立ち仕事特有の疲れはあっても、日常生活に支障が出るほどではなかったのです。

夫を亡くしてから急速に進んだ筋力低下

転機が訪れたのは、2年前にご主人を亡くされてからでした。それまでは毎日のように、ご主人と一緒に近くの森のような場所を散歩していたM様。その習慣がぴたりと止まってしまったのです。

「筋肉はダサッと落ちるんです」とM様は振り返ります。それまで維持できていた筋力が、急速に失われていきました。そこから腰痛が本格的に始まったのです。

ご主人は最後、コロナに感染して肺炎を併発し、山城総合医療センターで息を引き取られました。適切な治療を受けられなかったことへの悔しさと、一人になった寂しさ。そんな中で、M様の体は確実に弱っていったのです。

60代から始まっていた間欠性跛行

実は、症状の兆候は60代後半から現れていました。歩いていると途中で足が痛くなり、休憩しないと歩けなくなる。これは間欠性跛行と呼ばれる、脊柱管狭窄症の典型的な症状です。

当時は仕事中にはそれほど症状が出なかったため、見過ごされていました。裏山を歩いているときに、石に座って休憩する程度だったのです。

しかし、症状は確実に進行していました。70代になると、より頻繁に休憩が必要になっていきました。それでも仕事は続けられていたため、本格的な対処は先送りにされていたのです。

京都市内の整形外科で告げられた診断

脊柱管狭窄症という病名

紹介された京都市内の整形外科で、M様は初めて「脊柱管狭窄症」という診断を受けました。背骨の中を通る神経の通り道が狭くなり、神経を圧迫している状態です。

MRI検査の画像を見せられ、確かに脊柱管が狭くなっていることが分かりました。医師からは「重症だから手術の方がいい」と告げられたのです。

しかし、M様は一人暮らし。手術をしても困るという不安がありました。「手術したくない」とはっきり伝えたM様に、医師は近くの病院を紹介することもありませんでした。

手術以外の選択肢を示されない現実

整形外科での対応は、M様にとって失望するものでした。手術を勧められるばかりで、他の選択肢は一切示されなかったのです。

「近くを紹介してください」と頼んでも、「紹介はしない」と断られました。京都市内の病院しか紹介できないという方針だったようです。

処方されたのは、血流を良くする薬のオパルモンと、神経のビタミン剤であるメチコバール。しかし、M様はオパルモンを飲むと体中が赤くなる副作用に悩まされました。

薬では治らないという現実

こまだ整骨院の北野先生は、初回のカウンセリングでこう伝えました。「薬なんて飲まない方がいいよって言う方です。脊柱管狭窄症は薬で治るわけがないんですよ。気休めです」

この率直な言葉に、M様は驚きながらも納得されました。確かに、薬を飲んでも根本的に良くなる実感はなかったのです。

「痺れがあるのはビタミンB12」と言われ、通常の3倍の量を処方されても、症状は変わりませんでした。薬で一時的に症状を抑えることはできても、狭くなった脊柱管が広がるわけではないのです。

コーラスで立って歌えない苦しみ

週に一度の生きがいだったコーラス

M様にとって、週に一度のコーラスは何よりも大切な時間でした。若い頃からやっていたコーラスを、退職後に再開されたのです。

練習場所は祝園の公民館。バス停から坂道を15分ほど歩く必要があります。その道のりだけでも、調子が悪いときは10回も休憩しなければなりません。

それでも、仲間と歌う時間は何物にも代えがたいものでした。一人暮らしになってから、このコーラスがM様の社会との繋がりだったのです。

10分立つと限界が来る体

練習では基本的に座って歌いますが、時々「立ちましょう」と指示されることがあります。そのたった10分が、M様にとっては限界でした。

立っていると、まず腰が痛くなります。そして足の感覚がなくなっていくのです。感覚がないから、体が前のめりになろうとする。それを必死で支えるため、さらに腰に負担がかかります。

「一人一人と言って座り込んで」とM様は表現されました。他のメンバーが立って歌っている中、自分だけ座らざるを得ない。その申し訳なさと悔しさが、言葉の端々から伝わってきました。

本番で立てないもどかしさ

8月には本番の発表会が控えていました。3つの部に分かれた構成で、最初は全員立って歌うことになっています。

リハーサルの総練習では、なんとか立つことができました。しかし、全部終わってからは疲れ果ててしまい、他のメンバーに心配をかけてしまったのです。

「立てて歌いたいです」というM様の言葉には、切実な願いが込められていました。ただ痛みを取りたいのではなく、仲間と同じように立って歌いたい。それがM様の本当の望みだったのです。

こまだ整骨院での初回カウンセリング

60分かけた丁寧な問診

こまだ整骨院での初回カウンセリングは、通常の整形外科とは全く異なるものでした。北野先生は、M様の話を60分以上かけて丁寧に聞き取っていきました。

「いっぱいあるんですよ、私毎日予定があって」と話すM様の生活スタイル。バスで移動する日常。コープの宅配サービスを利用していること。一つ一つの情報が、治療方針を決める上で重要な意味を持ちます。

単に「どこが痛いですか」だけではなく、M様がどんな生活を送っていて、何を大切にしているのか。それを理解することから始まったのです。

本当の痛みは何かを探る

北野先生は、M様の本当の痛みが何かを探り当てていきました。それは単なる腰痛ではなく、「コーラスで立って歌えない」ことへの焦りと孤独だったのです。

「立てて歌いたい」という言葉を聞いた北野先生は、すぐにこう提案しました。「今は座って、逆に次から2、3か月後でもいいし、半年後でもいいし、立ててる方が、あの人を体力にしちゃったと思ってもらえるから」

無理に立とうとして倒れてしまったら、人生が狂ってしまう。だから今は座って、確実に体を良くしていく。その方が結果的に早く立てるようになる。そんな長期的な視点を示してくれたのです。

手術を否定しない誠実な姿勢

北野先生は、手術を頭ごなしに否定することはありませんでした。「しなあかん場合もあるけど、生活遅れてたら問題はない」と、冷静に状況を判断します。

おしっこが漏れる、立てなくなる。そういう生命に関わる状況になったら、手術は必要です。しかし、M様の場合は日常生活を送れている。だから今すぐ手術する必要はないのです。

「整形外科の専門って手術やから」という言葉には、医療システムの現実が表れています。病院は手術で収益を上げる必要があるため、手術を勧めるのは当然なのです。それを理解した上で、患者自身が選択する。そんな誠実な姿勢が、M様の心を開いていきました。

体の歪みから見えてきた根本原因

右肩のねじれが全ての始まり

検査の結果、M様の体には大きな歪みがありました。特に右肩が大きくねじれていたのです。このねじれが、全身のバランスを崩している根本原因でした。

「腰が痛いからといって腰を揉むのではなく、なぜ痛くなったのかの原因を徹底的に探し出す」というのが、こまだ整骨院のアプローチです。

M様の場合、腰痛の原因は腰そのものではなく、右肩のねじれにありました。肩がねじれることで背骨全体が歪み、その結果として脊柱管が圧迫されていたのです。

長年の立ち仕事で作られた体の癖

右肩のねじれは、長年の立ち仕事で作られた体の癖でした。薬剤師として働く中で、無意識のうちに右側に重心をかける姿勢が身についていたのです。

ベッドに仰向けに寝てもらうと、右側だけがベッドに当たり、左側は浮いている状態でした。これほど大きな歪みがあれば、脊柱管が圧迫されるのも当然です。

「これを取っていかんと、脊柱管狭窄症は治らないから」と北野先生は説明します。胃がんのような歪みを取ることで、体が本来の状態に戻っていく。そうすれば自分の足で歩けるようになるのです。

肘から先だけを動かす運動療法

北野先生が指導したのは、一見すると簡単そうな運動でした。右手を45度横に開き、手のひらを正面に向けて、肘から先だけを動かす。親指を顎に近づけるように曲げ伸ばしするのです。

しかし、実際にやってみると、M様には非常に難しい動作でした。肩が一緒に動いてしまったり、手首がフラフラしてしまったりします。

「肘から先、肘から先」と頭の中で言い聞かせながら、正確に動かす。これを1日に何度も繰り返すことで、ねじれた肩が少しずつ正しい位置に戻っていくのです。

セルフケアの重要性と具体的な方法

トイレの後に5回から始める

北野先生が指導した運動は、1日に何十回もやる必要はありません。むしろ、正確に行うことの方が重要なのです。

「トイレの後に5回でもいいから、10回でもまず振る」という指示が出されました。最初はきついので、無理せず少ない回数から始めます。

大切なのは継続することです。毎日少しずつでも続けることで、体は確実に変わっていきます。一度に頑張りすぎて続かなくなるよりも、少なくても毎日続ける方が効果的なのです。

正しいフォームを守ることの大切さ

運動療法で最も重要なのは、正しいフォームを守ることです。間違ったやり方で何百回やっても、効果は出ません。

M様の場合、肘から先だけを動かすことが難しく、どうしても肩が一緒に動いてしまいます。そこで、反対の手で肩を押さえるように指示されました。

「頭の中で言い聞かすのは、手のひらパー、体の自分の前、肘から先だけ、親指小指」と、動作を言葉で確認しながら行います。この意識付けが、正確な動作を可能にするのです。

変化を感じ取る指標の設定

治療の効果を測るため、具体的な指標が設定されました。M様の場合は、バス停までの15分の道のりで何回休憩するかが指標です。

調子が悪いときは10回、良いときでも5〜6回休憩が必要でした。この回数が減っていくことが、改善の証になります。

また、コーラスの練習で立っていられる時間も重要な指標です。10分が15分、20分と伸びていけば、確実に良くなっている証拠なのです。

85歳でも諦めない生き方

毎日予定がある充実した日々

M様の生活は、85歳とは思えないほど充実しています。週に一度のコーラス、生協の買い物、時々は京都市内への外出。毎日何かしらの予定があるのです。

「いろんなとこ出かけはるから」と北野先生も感心するほど、M様は活動的です。一人暮らしになってからも、自分で生活を楽しむ工夫をされています。

この前向きな姿勢が、治療の効果を高めることにもつながります。「忙しい方が充実してるね」という言葉通り、心の健康が体の健康を支えているのです。

夫の最後の言葉を胸に

ご主人が亡くなる直前、M様に伝えた言葉があります。「私自身で人生を楽しめよって」。その言葉を胸に、M様は前を向いて生きることを決めたのです。

「お父さんが最後に出て、開いて、不明になった時に、諦めた」とM様は振り返ります。帰って来ないことを悟ったとき、自分の人生を楽しむことを決意したのです。

「人生一回やん。他人の人生見てみんな後悔しはる最後」という北野先生の言葉に、M様は深く頷かれました。世間体を気にして他人の人生を歩むのではなく、自分の人生を生きる。それがご主人の願いだったのです。

最後まで自分の足で歩く決意

M様の最終目標は、「最後自分の足で歩いて死ななあかん」ことです。誰かに迷惑をかけて寝たきりになることは、絶対に避けたいと考えています。

そのためには、今の体を良くしていく必要があります。手術に頼るのではなく、自分の体を自分で整えていく。そんな主体的な姿勢が、M様を支えているのです。

「今のままではできひんから」という危機感が、M様を治療に向かわせています。諦めるのではなく、できることを一つずつやっていく。その積み重ねが、必ず結果につながると信じているのです。

脊柱管狭窄症との向き合い方

手術が必要な場合と不要な場合

脊柱管狭窄症と診断されても、すぐに手術が必要なわけではありません。北野先生が示した基準は明確です。

おしっこが漏れる、立てなくなる。こうした生命に関わる症状が出たときは、手術を検討する必要があります。しかし、日常生活が送れている段階では、手術以外の選択肢も十分にあるのです。

M様のように、痛みや痺れはあっても生活できている場合、まずは保存療法を試す価値があります。体の歪みを取り、正しい姿勢を取り戻すことで、症状が改善するケースは多いのです。

薬との付き合い方

脊柱管狭窄症に処方される薬は、主に血流改善薬と神経のビタミン剤です。これらは症状を和らげる効果はありますが、根本的な治療にはなりません。

M様の場合、オパルモンという血流改善薬で副作用が出ました。体中が赤くなり、かゆみが出る。そんな副作用に悩まされながら飲み続ける意味があるのか、疑問を持たれたのです。

薬は症状を抑える対症療法です。根本的に治すためには、体そのものを変えていく必要があります。薬に頼りすぎず、自分の体を整える努力を並行して行うことが大切なのです。

整形外科と整骨院の役割の違い

整形外科と整骨院では、アプローチの仕方が根本的に異なります。整形外科は画像診断と手術が専門で、保存療法は得意分野ではありません。

一方、整骨院は手技療法と運動療法が専門です。体の歪みを整え、正しい動きを取り戻すことで、症状を改善していきます。

どちらが優れているということではなく、役割が違うのです。症状や状況に応じて、適切な医療機関を選ぶことが重要です。M様のように、手術を避けたい場合は、整骨院のアプローチが有効な選択肢となります。

長期的な改善計画の立て方

最初の3回で体の変化を見極める

こまだ整骨院では、最初の3回で体の変化を見極めます。初回、4〜5日後、1週間後と間隔を詰めて通うことで、体がどう反応するかを確認するのです。

通常の痛みであれば、この3回でほぼ痛みが取れます。しかし、脊柱管狭窄症のような長年かけて作られた症状は、そう簡単には改善しません。

M様の場合、20年以上かけて作られた歪みです。それを取るには、相応の時間がかかります。だからこそ、焦らず着実に進めていく必要があるのです。

2週間間隔での継続的なケア

初期の3回を過ぎたら、2週間間隔での通院に移行します。この間隔が、脊柱管狭窄症のような症状には適しているのです。

あまり間隔を空けすぎると、せっかく整えた体が元に戻ってしまいます。かといって、毎日通う必要もありません。2週間という間隔が、体の変化を定着させるのに最適なのです。

M様の場合、距離もあり、年齢も考慮して、無理のない通院計画が立てられました。暑くなる季節も考慮し、体調を見ながら調整していく柔軟さも大切です。

月1回のメンテナンスへの移行

症状が安定してきたら、月1回のメンテナンスに移行します。これは、良い状態を維持するための定期的なケアです。

ただし、M様のように年齢が高く、症状が重い場合は、もう少し長く2週間間隔を続ける必要があるかもしれません。体の反応を見ながら、最適なタイミングで移行していきます。

大切なのは、一度良くなったからといって、すぐに通院をやめないことです。定期的なメンテナンスを続けることで、再発を防ぎ、長く健康な状態を保てるのです。

実際の施術内容と体の反応

初回の検査で分かったこと

初回の検査で、M様の体には予想以上の歪みがあることが分かりました。仰向けに寝てもらうと、右側だけがベッドに当たり、左側は浮いている状態です。

両膝を曲げて胸に近づける動作も、左右で大きな差がありました。これは、骨盤の歪みと背骨のねじれを示しています。

また、正座ができるかどうかも確認されました。膝の状態や足首の柔軟性は、全身のバランスに影響するからです。M様は正座ができましたが、長時間は難しい状態でした。

肩のねじれを取る施術

施術の中心は、右肩のねじれを取ることでした。優しい手技で、少しずつ肩を正しい位置に戻していきます。

ボキボキと音を鳴らすような施術ではありません。M様のような高齢の方でも安心して受けられる、優しい力加減です。

施術中、M様は「きついです。お腹がすごい」と感じられました。これは、歪んでいた部分が正しい位置に戻ろうとしているサインです。簡単な動作でも、長年使っていなかった筋肉を使うため、きつく感じるのです。

ツボへのテープ貼付

施術の最後に、足のツボにテープを貼りました。脊柱管狭窄症に効くツボと、冷え性にも効果があるツボです。

M様は手足が冷えやすい体質でした。筋肉量が少ないため、熱を運ぶ力が弱いのです。ツボを刺激することで、血流を改善し、冷えも同時に改善していきます。

次回来院までの間、このテープを貼り続けることで、施術の効果が持続します。自宅でのセルフケアと合わせることで、より早い改善が期待できるのです。

同じ悩みを持つ方へのメッセージ

年齢を理由に諦めないでほしい

M様の事例が示すのは、85歳でも諦める必要はないということです。年齢を理由に「もう仕方ない」と思い込んでいる方は多いかもしれません。

しかし、体は何歳からでも変わります。正しいアプローチで、適切なケアを続ければ、必ず改善の道は開けるのです。

M様は80歳まで現役で働き、85歳の今もコーラスを続けようとしています。その前向きな姿勢が、体の回復を後押ししているのです。

手術以外の選択肢があることを知ってほしい

整形外科で手術を勧められても、それが唯一の選択肢ではありません。M様のように、手術を避けたいと思うことは、決して間違いではないのです。

大切なのは、自分の体の状態を正確に把握し、納得できる選択をすることです。手術が必要な場合もありますが、保存療法で改善できる場合も多いのです。

複数の選択肢を知った上で、自分に合った方法を選ぶ。そのためには、セカンドオピニオンを求めることも大切です。一つの医療機関の意見だけで決めず、他の専門家の意見も聞いてみましょう。

生きがいを持ち続けることの大切さ

M様の回復を支えているのは、コーラスという生きがいです。立って歌いたいという明確な目標があるからこそ、辛いリハビリも頑張れるのです。

痛みを取ることだけが目標では、モチベーションは続きません。痛みが取れた先に、何をしたいのか。その具体的なイメージが、治療の原動力になります。

一人暮らしでも、社会との繋がりを持ち続けること。自分の楽しみを持ち続けること。それが、心と体の健康を保つ秘訣なのです。

よくある質問と回答

脊柱管狭窄症は完治しますか

脊柱管狭窄症の「完治」の定義は難しいところです。狭くなった脊柱管が完全に元に戻ることは、手術をしても困難な場合があります。

しかし、症状を改善し、日常生活に支障がない状態にすることは十分に可能です。体の歪みを取り、正しい姿勢を保つことで、神経への圧迫を減らせるのです。

M様のように、痛みや痺れがあっても、それと上手に付き合いながら、やりたいことができる状態を目指します。それが、現実的な治療のゴールなのです。

どのくらいの期間で効果が出ますか

個人差が大きいため、一概には言えません。M様のように長年かけて作られた症状の場合、数ヶ月から半年程度の継続的なケアが必要になることが多いです。

ただし、何らかの変化は比較的早く感じられます。バス停までの休憩回数が減る、立っていられる時間が延びる。そうした小さな変化が、数週間で現れることもあります。

大切なのは、焦らず継続することです。一度に大きな変化を求めるのではなく、少しずつ確実に良くなっていく過程を楽しむ気持ちが必要です。

自宅でできるケアはありますか

M様に指導された肘の運動のように、自宅でできるケアは非常に重要です。施術だけでなく、日常的なセルフケアを組み合わせることで、効果が高まります。

運動は難しいものである必要はありません。正確に、継続的に行うことの方が大切です。1日に何度も、少しずつ行う習慣をつけましょう。

また、姿勢に気をつけることも重要です。座るとき、立つとき、歩くとき。日常の動作一つ一つを意識することで、体の歪みを防げます。

他の治療院との違いは何ですか

こまだ整骨院の最大の特徴は、症状だけでなく、患者さんの生活全体を見て治療方針を立てることです。M様の場合も、コーラスという生きがいを中心に据えた計画が立てられました。

また、手術を否定せず、患者さんの選択を尊重する姿勢も特徴です。手術が必要な場合は正直に伝え、そうでない場合は他の選択肢を示す。その誠実さが、患者さんの信頼を得ています。

さらに、具体的な改善指標を設定することで、効果が分かりやすいのも特徴です。バス停までの休憩回数など、日常生活で測定できる目標があることで、モチベーションも維持しやすくなります。

予約は取りやすいですか

こまだ整骨院は、一人一人に十分な時間をかけるため、予約制となっています。初回は50〜60分程度の時間を確保します。

人気の時間帯は予約が埋まりやすいため、早めの予約をお勧めします。ただし、患者さんの都合に合わせて柔軟に対応してくれるため、相談してみる価値はあります。

M様のように遠方から通う場合や、バスの時間に合わせる必要がある場合も、できる限り調整してもらえます。まずは気軽に相談してみてください。

家族の付き添いは必要ですか

M様は一人で通院されています。施術自体は一人で受けられますし、着替えなども自分でできる方であれば、付き添いは必要ありません。

ただし、初回は説明が多く、理解するのが難しい場合もあります。家族が同席することで、自宅でのケア方法を一緒に学べるメリットもあります。

不安がある場合は、初回だけでも家族と一緒に来院することをお勧めします。その後は、状況に応じて判断すれば良いでしょう。

まとめ:希望を持って一歩を踏み出そう

M様の事例から学べること

M様の事例は、年齢や症状の重さに関わらず、諦めずに取り組めば改善の道があることを示しています。85歳という年齢、20年以上続く症状、一人暮らしという環境。どれも不利な条件に見えます。

しかし、明確な目標と前向きな姿勢があれば、必ず道は開けるのです。コーラスで立って歌いたいという願いが、M様を突き動かしています。

そして、その願いを真剣に受け止め、実現可能な計画を立ててくれる専門家との出会いが、何より重要でした。一人で悩まず、適切な支援を求めることの大切さを、M様の事例は教えてくれます。

体は何歳からでも変わる

「筋肉はダサッと落ちる」とM様は言いました。確かに、高齢になると筋力の低下は早いです。しかし、逆に言えば、適切なケアをすれば、回復も可能だということです。

体は何歳からでも変わります。諦めてしまったら、そこで終わりです。しかし、一歩を踏み出せば、必ず変化は訪れます。

M様が80歳まで現役で働けたのは、体を大切にしてきたからです。そして85歳の今も、体を良くしようと努力を続けています。その姿勢こそが、健康長寿の秘訣なのです。

生きがいが体を支える

痛みを取ることだけが目標では、治療は続きません。その先に何をしたいのか。M様にとっては、仲間と一緒にコーラスで立って歌うことでした。

生きがいがあるからこそ、辛いリハビリも頑張れます。一人暮らしでも、社会との繋がりを持ち続けることで、心の健康も保たれます。

ご主人の「私自身で人生を楽しめよ」という言葉を胸に、M様は前を向いて生きています。その生き方そのものが、体の回復を後押ししているのです。

適切な専門家との出会いが鍵

M様の改善の鍵となったのは、こまだ整骨院との出会いでした。手術を押し付けるのでもなく、薬だけで済ませるのでもなく、M様の願いに真剣に向き合ってくれる専門家との出会いです。

一つの医療機関で満足できなければ、他を探すことも大切です。自分に合った治療法、自分の話を聞いてくれる専門家を見つけるまで、諦めないでください。

北野先生のように、患者さんの人生全体を見て、長期的な視点で治療計画を立ててくれる専門家は、必ずいます。その出会いが、あなたの人生を変えるかもしれません。

今日から始められること

この記事を読んで、少しでも希望を感じていただけたなら、今日から始められることがあります。まずは、自分の体と向き合うことです。

どこが痛いのか、いつ痛いのか、何をすると楽になるのか。自分の体の声に耳を傾けてください。そして、日常生活でできる小さなケアから始めましょう。

姿勢を意識する、適度に体を動かす、十分な休息を取る。特別なことをする必要はありません。日々の積み重ねが、必ず体を変えていきます。

ご予約・お問い合わせについて

こまだ整骨院では、M様のように、一人一人の状況に合わせた丁寧なカウンセリングと施術を提供しています。脊柱管狭窄症でお悩みの方、手術以外の選択肢を探している方、ぜひ一度ご相談ください。

初回は60分程度のカウンセリングで、あなたの体の状態を詳しく確認します。そして、あなたの生活スタイルや目標に合わせた、無理のない治療計画を一緒に立てていきます。

京都府相楽郡精華町下狛拝殿18-3に位置し、祝園駅からアクセス可能です。バスでお越しの方も、時間に合わせて調整いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

年齢や症状の重さは関係ありません。あなたの「やりたいこと」「取り戻したい生活」を実現するために、私たちがサポートします。一人で悩まず、まずは一歩を踏み出してみませんか。